お客さんからの緊急連絡
雨の中、作業をしていたので携帯電話を車の中に置いておりました。作業を終えると、鬼の如くの着信履歴。折り返すと来客中とのこと。メールを送ってくれていたので読んでみると、以前エアコンの移設した所から水が漏れてるとのこと。とりあえず電気屋さんに向かってもらいました。
エアコン水漏れの原因は大きく3つ
パターン1:ドレンホースが原因
ドレンホースのつまりや勾配不足や劣化
パターン2:エアコン(室内機)本体が原因
内部結露、ドレンパンの汚れ、故障等
パターン3:それ以外
室外機の問題や雨水の侵入
原因のほとんどはドレンホース
そのほとんどがドレンホースの詰まりになります。ちなみにドレンホースとは、エアコン内部の水を外に排出する排水管になります。エアコン内部の水とは氷の入ったグラスを思い浮かべてもらえば分かりやすいと思います。いわゆる結露という状態になります。温かい空気を冷たくする過程で水が発生します。その水を排出するのがドレンホースです。
詰まる理由は様々ありますが、ほとんどがエアコン内部のホコリが途中で引っ掛かり、そこに次々とホコリが水と共に流れてきて詰まる、となります。
今回の理由もドレンホースの詰まり
今回のエアコンは業務用の天井カセット型エアコン。専用のドレン配管もしてあります。よその工場から移設したエアコンを1Fに新規で取付しました。ドレンは2Fからきている、専用ドレン配管を利用しました。つまり新規のエアコンではなく、長年たまっていた2Fのエアコンのホコリが原因です。ドレンホースクリーナーにてホコリの清掃をします。
定期的なメンテナンスを
今回はこれだけのホコリが詰まっていました。そりゃ水漏れるわって量。とくに今回は、工場に設置してある業務用のエアコン。みなさんが働いている間、休みなく回り続けます。しかも天井カセット型のエアコン。お掃除をするのには、脚立にのぼらないと出来ません。扇風機を使ってらっしゃる方はよく分かると思います。すぐにカバーや羽根にホコリがたまります。エアコンにも同じことが起こっていると思えば分かりやすいかと思います。一度設置したらメンテナンスフリーではなく、定期的なお掃除というメンテナンスが必要です。
詰まる前にエアコンクリーニングを
フェルターの掃除はご家庭で出来ますが、エアコン内部の清掃はプロにご依頼ください。専用の道具で作業時間もおよそ1時間程度で終了します。分かりやすいタイミングとして、カビ臭い臭いがしたら、お掃除のタイミングになります。目に見えない部分になりますので、エアコンが不具合を起こす前に清掃したいものです。特に今回のように、水漏れをしてしまってからでは遅いです。工事内容、お値段は、小さな工事・修理のご相談をご覧ください。